HSC,HSPは性質。治す必要も変える必要もありません。


HSC,HSPは性質の一つで「治る」ことも「変わる」こともありません。
というより「治す」必要も「変える」必要もありません。

良いところは伸ばしながら、本人がしんどく感じることはうまく環境と付き合う方法を一緒に考えていってあげる。

息子のプリスクールでは、どうやったら息子が日々を楽しく過ごせるかを考えてくれます。
それは同時に周りのお友達も楽しく過ごせるようになるいうこと。

息子は強いHSCで
ー人の気持ちが気になってしょうがない
ー音にすごく敏感
ー光にも敏感
ー「触りごこち」がとても大切
ー細かい違いに気がつく

感受性が強い子供たち、というと大人しい性格を想像する方も多いと思いますが、実際は好奇心が強くアクティブな子が30%。
息子の好奇心の強さはハンパなく、新しいことにチャレンジが大好き。
一方でたくさんの情報(音、光、人の感情)に圧倒されて、気持ちがパニックになり、結果乱暴な行動に出でしまいます。
叩く、押す、そして噛む。
(4歳になると収まると言われていた噛む行為は、少なくはなっていますが、まだ続いています)
乱暴がダメなことはわかっているので、自分のやった行動に落ち込み、乱暴をした自分がママを悲しませたと落ち込み、なんだか全体的にボロボロに悪循環・・・

そんな状況なので、プリスクールでは、息子に専任のティーチング・アシスタントがついています。
息子の性格を話し合った後「多分HSCですね。まず蛍光灯やめましょう」
HSCが何かもチンプンカンプンだった私はびっくり。
蛍光灯に反応しているなんて知らなかった・・・
そして、息子がイライラした時に一人になって静かに過ごせる場所を作ってくれました。
そこに息子が入ると、お友達は邪魔をしないで見守ってくれています。
4歳なのに、みんな優しい・・・

HSCは人の気持ちを人一倍思いやることができて、いろんなことを感受性豊かに受け取れる素晴らしい特性。
でも、今の忙しい競争社会の先進国ではうまく調整しなければならない側面もあります。

HSCの特徴の一つに衣服に敏感というのがあります。
タグなどチクチクに敏感だったり、手触りにこだわりがあったり。
極端なこというと、裸族に生まれたらHSCでも洋服のタグには悩むことないけど、日本にいる限りはお洋服とは付き合っていかないといけない。
自分ではどうしようもない環境に振り回されることなく、ストレスを減らす方法を身につける。
それがHSCを持つ親にできることなのだと知りました。


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