HSC(感受性の強い子供たち)の特徴は?


息子はいつもは明るく、比較的聞き分けも良い方だと思います。
ところが、何かをきっかけに突然「爆発」するのです。
おもちゃでご機嫌に遊んでいたと思ったのに、突然大声で叫びながらおもちゃを投げたり。
お友達と仲良く遊んでいると思ったら、お友達をあっという間に叩いたり、噛んだり。
ちょっところんだだけなのに、この世の終わりみたいに泣き始めたり。

ずっと「私の育て方が甘いんだ。もっと厳しくしなきゃ」と怒ってばかりいました。
これ、効果なかったのだと最近気づきました・・・・。
なぜなら、HSC(感受性の強い子供たち)は、感受性が普通の私とは受け取り方が全く違うからです。

さて、まず、HSC(感受性の強い子供たち)とはどんな特性があるでしょうか?
次の15の項目のうち、10以上当てはまるとHSCの傾向が強いかもしれません。
HSCは病気ではなく、あくまで性格の一部分なので「ここからは治療が必要」ということではありません。
傾向が強い、弱いで対処法をカスタマイズするのがいいのかなと思っています。
(大人になってもこの特性は続きますので、大人の方も参考にどうぞ)

1 感情の幅が広く豊か。「感情的ね」「神経質ね」と言われることがある。

2 簡単に「びっくり」することがある

3 家族や友達など周りのの気持ちをとても気にする

4 匂いに敏感

5 光に敏感

6 音に敏感

7 スケジュールの変更など、いつものルーティンの変化に弱い

8 いろんなことに対して質問ぜめをする

9 家具の位置が変わっている、髪型が変わってるなど周りの微妙な変化に気づく

11 遊んでいる時、完璧にやり遂げようとする。そして途中でうまくいかなくなると爆発する

12 痛みに弱い

13 他人がいない時の方がリラックスして実力が出る

14 突然泣いたり、怒ったり、乱暴したりする

15 洋服が少しでも不快(水に濡れていたり、素材がチクチクしたり)だとすぐに着替えたがる

*この質問はいろんな本や記事を参考にして作りました。他の特性を上げている文献もあります。

息子は12項目どんぴしゃに当てはまりました。
約半年前にこのことを教えてもらい、私はHSCのことを勉強すべく、本を読みあさる道へと突き進んでいます。

次のブログでは、息子の具体的なケースを書いていきたいと思っています。

子供が育てにくい。どうして乱暴するの?どうしてそんなに消極的なの?
そう日々悩んでいるママたちへ。
「あなたが悪いわけじゃない」
今、このブログを読んでいること自体、子供のことを一生懸命考えて、少しでも子供の乱暴もしくは消極性の意味を知りたいと頑張ってる。
大丈夫。まず、お母さんが楽になってください。
そして、HSCは、少しだけの周りの理解と工夫でとっても心地よく生きていくことができるのです。
その道を子供と自分の楽しい毎日のために模索していきたいと思っています!

注)私は医者でも専門家でもありません。HSCを持った、超普通のママです。
このブログに書いていくことは、私の息子にはとてもうまく作用していますが、他のお子様にはまるかどうかはわかりません。
また、決して乱暴行為を正当化するつもりはありません。
子供が噛んだり叩いたり、いろんなお子様にご迷惑をかけてしまっていることは、心から申し訳なくおもっております。

*参考文献
Dr Elaine Aron “The Highly Sensitive Person”
Dr Mona Delahooke “Beyond Behaviors: Using Brain Science and Compassion to Understand and Solve Children’s Behavioral Challenges”
Daniel J. Siegel “The Whole-Brain Child: 12 Revolutionary Strategies to Nurture Your Child’s Developing Mind”
James Williams“Understanding the Highly Sensitive Child: Seeing an Overwhelming World through Their Eyes “


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